AESC、新役員就任のお知らせ

 

 リチウムイオンバッテリー大手のAESCは、2024年8月21日(火)、4名の新役員が就任したことをお知らせします。詳細は以下の通りです。

 


 ● Alpay Uguz(アルペイ・ウグズ):CQO(最高品質責任者)

ウグズ氏は、自動車業界で品質、製造、企業戦略、プログラム管理などを30年にわたり経験してきました。直近では米国フィスカー社でグローバル製造担当常務を務めており、過去にはBMWグループにおいて生産工場の管理、新型車発表などを米国、中国、英国、ドイツなど、世界各国で担当しました。

 

● Kai Woerner(カイ・ウォーナー):米国および欧州におけるCOO(最高執行責任者)

ウォーナー氏は、生産管理に関する20年以上の経験を持っています。直近ではフォルクスワーゲンが出資するバッテリーメーカーPowerCoの上級副社長を務めました。また、ボッシュに約20年間勤務し、リチウムイオンバッテリーの開発・生産を含む工場オペレーションを監督しています。

 

● Songtao Wang(ソンタオ・ワン):セールス&カスタマーソリューション責任者

ワン氏は20年以上のITおよび自動車関連の職務経験を持ち、直近ではボッシュのアジア地域アフターマーケット・セールス担当SVPを務めました。ボッシュ在任中にエレクトリック・ドライブ部門やロバート・ボッシュ・バッテリー・システムズでの指導的役割を担うとともに、EU、日本、韓国、中国、米国でセールスチームを率いてきました。

 

● Raj Shah(ラジ・シャー):CCO(最高コミュニケーション責任者)

シャー氏は、自治体および企業問題における20年近い広報経験を持ち、企業や著名リーダーの広報戦略やメディア対応を監督してきました。米国政府在任中は上級広報職としてホワイトハウスのスピーカーや上場メディアの上級副社長を務めました。


 

AESC CEO 松本昌一

「当社は、アルペイ、カイ、ソンタオ、ラジの4名をAESCのグローバル・リーダーシップ・チームに迎えることをうれしく思います。私たちがグローバルで事業を拡大していく中で、彼らは事業の最適化と、新たなお客様の獲得、既存のお客様とのお取引において、重要な役割を担うでしょう。」

 

AESC 米国・欧州担当CEO クヌート・フロール

「当社は、市場とお客様のニーズに応え、米国とヨーロッパで組織が成長していく過程に直面する課題に対応するため、グローバル・リーダーシップ・チームの陣容を拡大しています。今後も優秀な仲間とともに、世界最高品質のバッテリーを供給してまいります。」

 

 

【AESCについて】

AESCは、EVおよびESS(定置用蓄電システム)用の高性能バッテリーの開発・生産をおこなっている企業です。2007年に日本で設立され、横浜に本社を置くAESCは、日本・米国・英国・中国・欧州など主要市場に生産拠点を拡大し、14年以上にわたり世界中のお客さまへ製品を提供しています。これまでAESCのバッテリーは、60カ国以上で100万台以上のEVに搭載され、15GWh以上のESSに採用されています。 AESCは、その高い開発力と技術力、日本のモノづくり精神、そしてクリティカル・インシデント・ゼロという圧倒的な安全性の実績をベースとして、NMC・LFPといった様々なケミストリーと、パウチ型・円筒型・角型といった複数の形状による先進的なバッテリーを開発・供給しており、北米・欧州・アジアにおける世界中の主要な自動車メーカーやESS事業者に選ばれています。